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楽しめる
漢字かな交じり書
宮澤鵞州 著
B5判88頁 定価 (本体2000円+税)
ISBN978-4-8195-0273-3
俳句・和歌・詩・童話・手紙文など、日常の書を楽しく味わうことが出来
るように、親しみやすい表現で著しました。練習しやすい半紙作品多数
掲載。
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cover



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はしめに
IT時代となって、パソコンや携帯電話などによる印字やデジタル文字が急激に増え
ました。便利になりましたが、その一方で、印字やデジタル文字による文・文章は味気
なく、手書き文字にあったはずの何かが不足していると感じる人も多いようです。それ
は、手書き文字は、書き手の性格や書いた時の感情などが表現しやすく、読み手はそ
の言葉や文の意味・内容以外に、書き手の人柄やぬくもりといった情報も得ているから
に他なりません。
今の時代、パソコンや携帯電話を使わないわけにはいきませんが、少なくとも私的な手
紙やはがき、書きとめておきたくなるようなすてきな言葉や名文・詩などは、手書き文字
でしたためてみたいものです。そして、それらへの思い入れをさらに深く鮮明に表現する
ためには、心の動きや働きが表現しやすい毛筆がふさわしいと思います。
ただ、毛筆で書くとなると、伝統的な漢語・漢詩・漢文などで書かれる「漢字の書」や、和
歌・俳句・古文などを変体がなを交えて書かれる「かなの書」をイメージして、とりつきにくく、
難しいものと感じるかもしれません。しかし、現代の日本語表記は漢字かな交じり文なの
ですから、「漢字かな交じり書」があって不思議ではなく、堅苦しく捉えないで気に入った
言葉や詩・文など、さらには自身の言葉を肩の力を抜いて楽しみながら毛筆で書くことが
できるのです。
そこで本書は、「漢字かな交じり書」が楽しく学べるよう、日常よく使う言葉や詩・俳句・和
歌・名文・手紙文などを選び、漢字とかなを調和よく書くための基本的方法をわかりやすく
示しました。本書を通して、「漢字かな交じり書」に親しみ、独自の表現方法を見出して楽し
んでいただければ幸いです。
2008年3月 宮澤正明
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